子供がいると、どうしても子供の生活リズムに合わせなければならない時が多いですよね。
起きてから寝るまでのルーティンももちろん、仕事についても子供がいることの制約がでてしまいます。
そろそろ仕事も頑張りたい!転職したい!と思ったときに
- 「でも子供もまだ小さいし・・・」
- 「福利厚生は整っている今の会社に残るのが最適解では?」
- 「でも自分の年齢も考えたらもうチャンスはないかも」
- 「でも子供も小さいから・・・」
・・・と、こんな思考のループにはまってしまいがちです。
ぐるぐる考えている間に、日々の忙しさに流されて結局動けない・動かない。
実は私もそんな毎日でした。
最終的に私は子供2人が1歳半&4歳半のときに転職を決めたのですが、「今転職して、仕事と子育てが両立できるのか?」というタイミングの悩みを常に持ちながら転職活動をしていました。
転職は生活面にも影響が大きい決断です。
「両立できず退職せざるをえない」「仕事を続けるのが無理」となるリスクを減らせるよう、転職のタイミングと注意点について解説していきます。
結論をまとめると下記です。
- 子供が1~2歳は急な体調不良への体制づくりができればアリ
- 子供が3~5歳はキャリアに力を入れやすい ★ベストタイミング!
- 小1の壁を乗り越えた後も狙い目
- 転職は若い方が有利! 迷っているならチャレンジしてみるのも手
それでは、まず子供の年齢順に解説していきますね!
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子供の年齢別 転職タイミングと注意点
転職を考えるうえで、まず重要なポイントは子供の年齢です。
子供の成長度合いによって、転職活動のしやすさが変わってきます。
もちろん個人差もありますが、明らかに「不利になるタイミング」を避けるための参考にしてみてくださいね。
1-1. 妊活中・妊娠中は最も避けるべき
妊活中・妊娠中は、転職を計画的に避けるべきタイミングです。
なぜなら、
- 通院で仕事を休むタイミングが多い
- 体調の急変など、予測のつかない事態が起きる
- 妊娠中は切迫早産など長期的に仕事を休まざるをえない可能性もある
のように、普段以上に仕事を休む可能性が増えます。
特に妊娠中のつわりの重さ、胎児や母体の状態は自分では予測がつきません。
もし転職に成功しても、多くの企業では、育休をとれるのは入社1年後から。
産後休暇8週のあとすぐ仕事復帰することになります。
体力的にも厳しいですし、短期間で保育園を見つけるのも大変です。
さらに、転職してすぐの妊娠・休職となると、新しい職場で肩身が狭くなることもあります。
自分の体調が最優先と割り切って、「やり過ごす」時期かも。
1-2. 育休中は準備期間に最適
育休に入り、子供の睡眠時間が整ってくると、親にも少しずつゆとりが出てきます。
仕事も休んでいるこの時期は、
- キャリアの棚卸をする
- 長期的な働き方について考える
- 転職サイトに登録して求人を調べる
- 資格を取得する
といった準備をしやすいタイミングです。
私も育休中に「FP2級・3級」「簿記3級」「情報セキュリティマネジメント」の資格を取りました!
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★資格
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この流れで転職活動も・・・といきたいところなのですが、育休中の転職はおすすめしません。
理由は次の3つです。
① 年度途中の保育園内定が難しい
保育園の入園手続きは、基本的に4月入園となっています。
5月~3月は、「欠員が出たら」「入園の指数順」に内定となるため、狙った月に希望の園に入園できるかどうかはわかりません。
転職活動がうまくいき、入社予定日が決まっても、子供の保育園入園が遅れてしまうと、預け先がない、ということになってしまいます。
② 4月入園を狙っても、不確定要素が多すぎて苦労するかも



そうなると、4月入園で保育園に申し込みをして、自分も4月ごろの入社を狙っていくのがいいのかな?
それもあんまりおすすめしないよ・・・
激戦区では4月入園も厳しく、待機児童になるリスクや、保育園が遠方になってしまい転職先の通勤に支障が出るリスクもあります。
また、4月は慣らし保育期間です。
子供が慣れない場合は、4月中ずっと預かり時間が短くなることも。
転職してすぐ、連日早退のような事態は避けたいですよね。
③ 保育園入所の条件が「育休前と同じ会社への復帰」の自治体も
最後は、保育園入所の条件についてです。
自治体によっては、「育休前と同じ会社への復帰」とならない場合、保育園の内定取り消し・退園となるところもあります。
この場合、いったん元の職場に復帰してから転職、という手順を踏む必要があります。
入園の要項をよく読み、不明点があれば担当窓口に確認しましょう。
育休中は準備だけしておいて、復帰後に本格的に転職活動をするスケジュールがリスクが少ないよ
1-3. 子供が1~2歳での転職は可能だが覚悟が問われる
私も下の子が1歳の時に、育休復帰後半年ほどで転職しています。
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経験談
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結論としては、「この時期も転職可能ではある」のですが、大きなデメリットもあります。
- 保育園からの急な呼び出し、病欠が多い
- 転職により、有給休暇がリセットされる、本来3歳まで取れる時短制度を手放す可能性も。
- イヤイヤ期・トイレトレーニングなど育児上のタスクも増える
1つずつ解説していきますね。
保育園からの急な呼び出し、病欠が多い
免疫の少ない子供は保育園で風邪をもらってくることが多く、急な病気への体制が組めるかどうか、が重要となります。
具体的には、自分以外に子供を見れる人がいるか、柔軟な働き方ができる職場かどうか、が大きいです。
- 急な呼び出しへの対応、発熱期間の対応を祖父母やパートナーに任せられる
- 病児保育や病後児保育へ登録している
- 転職先が入社時に有休付与される
- 転職先がリモートワーク、フレックス制、時間単位有休などの福利厚生が充実している
逆に現職でこれらが叶わないなら、「働きやすい会社」を目指して転職活動する戦略もありでしょう。
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有給休暇や時短制度を手放す可能性
転職は、このタイミングに限らず前職で積み上げた有休がリセットされてしまうことになります。
法律上、有休は入社半年で付与となりますので、最初は有休ゼロで乗り切ることになります。
パートナーや祖父母、病児保育などの体制を組めるかどうか、が大きいです。
あとは、子供の病気は「子の看護等休暇」でなんとかなっても、自分の病気は欠勤にせざるをえないんですよね・・・
私も下の子が1歳で転職したけど、自分の体調不良はどうしようもないし欠勤でもいいやと割り切っていたよ。
結果、最初の半年で子の看護休暇を3日、欠勤2日取りました。



体力的にも両立しやすくなるように、時短勤務や、短時間のパート勤務を視野に入れてもいいかも。
また、時短制度は子供が3歳まで取ることができますが、「入社1年未満の場合は会社側が拒否できる」のです。
転職してすぐ時短勤務を必須条件にするなら、内定時に条件交渉をするか、そもそも時短勤務OKの求人を選ぶとよいですよ。
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イヤイヤ期・トイレトレーニングなど育児上のタスクも増える
最後は、子供の発達との兼ね合いです。
2歳前後で子供はイヤイヤ期に入っていき、同じころトイレトレーニングも始まります。
つまり、体力的・精神的な余力が問われる時期です。
ただ、「不安だから転職活動を先延ばし」にしても、イヤイヤ期やトイレトレーニングが長引く可能性もあり、終わる時期も未知数です。
ある程度覚悟を持っておいて、「それでも続けたいと思える仕事」「現実的に続けられる仕事」を選ぶスタンスで転職活動に臨むとよいかもしれません。
1-4. 子供が3〜5歳の幼児期は、キャリアに力を入れるチャンス
子供も免疫がつき、風邪をひきにくくなる頃。
また、着替えが一人でできたり、食事の補助が必要なくなって、自立を感じる時期です。
さらに、ママ自身も育児に慣れてきた時期で、見通しが立てやすくなるのもこの頃。
また保育園なら「延長保育」など、時間の融通が利きやすいので、イレギュラーな残業なども比較的対応しやすいといえます。
キャリアに力を入れたり、より良い条件の会社を目指すチャンスです。
5歳までとひとくくりにしましたが、小学校入学直前は避けましょう。その理由は・・・小1の壁!
1-5. 小学校入学前後半年間は「小1の壁」への備えを
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小1の壁
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小1の壁とは、子供が小学校に上がることにより、それまでの幼稚園・保育園のサポートがなくなったり、平日の行事参加が増えるなどで、仕事との両立が難しくなること。
子供の預け先も保育園から学童へ変わるものの、学童はあくまで「放課後の子供の居場所」という位置づけのため、宿題を見てくれるなど細かいサポートはありません。
下のように、親が平日にしなければいけないことが一気に増えるのです・・・。
- 登校時間が遅くなる
- 下校時間が早くなる
- 宿題のサポート(音読・丸付けなど)
- 持ち物のサポート
- 平日の行事・PTA活動の増加
- 登校渋りなどへの精神的サポート
- 長期休暇の対応・お弁当準備
- 習い事の送迎
親子ともに大きく生活が変わる時期でもありますが、ここに「転職したばかりで有休がない」期間がかぶってしまうとより大変です。
できる限り、入園前半年~小1の夏休み頃までの転職は慎重に考えるのがおすすめです。
子供が年長(5歳児クラス)の9月中までに転職できるなら、次の4月には有休が間に合うね!
1-6. 小1の壁を乗り越えたらキャリアに力を入れやすくなる
子供も親も、小学校のリズムに慣れてくるにつれ、ゆとりが持てるようになります。
とは言え、「平日やることが多い問題」は続くため、フレックスタイムや在宅勤務の有無が両立しやすさに直結します。
そういった制度があるかどうか、必要な時は使うことができるかどうか、転職時に確認しておきましょう。
また、小3~小4が目安となりますが、子供が一人で留守番ができるようになったり、習い事の送迎が不要になれば、さらに制約が減り、仕事に集中しやすくなりますね。
ただし、この転職タイミングでの最大の難点は「ブランクの長さ」。
育休・時短勤務で補佐的な仕事が長かったり、働き方をセーブしているケースもあるため、自分ができることをしっかりと伝えられることが転職活動において重要になります。
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転職タイミングを考えるうえで子供の年齢以外に重要な注意点



3~5歳か小1の壁を乗り越えてからがよさそうなのはわかったけど、考えることが多くて難しくなってきた・・・
子供の年齢だけじゃなく、考慮すべきことがまだまだあるよ・・・!
2-1. 自分の年齢
ここまで子供の年齢別の注意点を挙げてきましたが、それよりもシビアな条件が自分の年齢です。
少子高齢化で「転職35歳限界説」はなくなってきてはいます。
ですが、選考やスカウトでは年齢も選考要素に入ってしまうのが現実です。
よほどスキルと経歴がマッチしていない限りは、若い人が優先されるのも現実・・・
育休を取ったり、子育てで忙しくしていると、あっという間に1年2年、と過ぎてしまいます。
落ち着いてからキャリアを考えよう、と思っていても、極端な話、技術の進歩で職種自体がなくなってしまった・・・となるリスクもないとは言い切れません。
転職を考えているなら早めが有利。
「悩んでいて結局年だけとってしまった」と後悔する前に、転職「活動」だけしてみる、のもアリですよ。
内定を取っても、承諾するかどうかはその時に考えても良いので、まず動いてみるのも1つの戦略です。
2-2. 自分のキャリアプラン
自分の人生でどんなキャリアを作っていきたいか、も大きなテーマです。
- チャレンジしたい仕事がある
- この経験は十分積んだので、別のスキルを習得したい
- 年収〇万円(または時給〇円アップ)を目指したい
これらのように、仕事を通じて成し遂げたいことは人それぞれあるはずです。
「子育て中だから」と自分のキャリアを留めるのも1つの選択ではありますが・・・
子育てが終わっても、自分の人生はまだまだ続きます。
その時に通用するキャリアが、今の仕事で叶えられるのか、そうでないならどうするか、は常に考えておきたいですね。
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キャリア
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2-3. 下の子の妊娠時期との兼ね合い
2人目、3人目をどうするか、いつ産むか(産めるのか)も悩ましいですよね・・・!
あとは現実問題、子供を産むのに生物学的な年齢の限界もあるのが難しいところ。
仕事を優先した場合、チャンスがなくなっていく可能性もあるわけです。
私個人としては、子供が欲しいと思うなら、その気持ちを尊重すべきだと考えています。
子供をあきらめたことで後悔しても、取り返しがつかないですからね。
2-4. パートナーの仕事の状況
転職活動や、転職後の有休のない期間を乗り切るためには、パートナーの協力が欠かせません。
ですが、繁忙期がかぶったり、同時に転職する場合は、調整が難しくなってしまいます。
お互いに面接の予定を入れていた日に、保育園からの呼び出しがあったら・・・。
どちらが行くか揉めてしまうだけでなく、選考にも響くかもしれません。
戦略的にタイミングをずらしてお互い協力し合えるよう話し合いましょう。
お互いのキャリアを応援できるスタイルがいいよね
2-5. 保育園の利用条件
転職を考えている場合は、現在の仕事を継続しながら転職活動をしましょう。
なぜかというと、先に退職した場合は「就労中」ではなく「求職中」となり、保育園の在園可能期間が3~4か月となってしまうためです。(自治体によります)
つまり、
- 転職先が決まらないまま、3~4か月後には保育園を退園するリスク
- 焦って妥協した条件で転職先を決めざるをえないリスク
この2つのリスクを抱えながら転職活動をすることになります。



メンタル的にも負担が大きい・・・
転職の条件交渉でも不利になりがちなので、できる限り在職中に転職先を決めよう!
大変だけど、頑張りどころだよ!
【経験談】私の転職タイミング
私が転職した時の状況をまとめました。
- 下の子の育休を4月に復帰
- 上の子4歳、下の子1歳
- 6月に転職活動スタート
- 7月に内定
3-1.育休復帰後のマミートラックで転職を決意
下の子の育休復帰したら、業務が変わっていたことが転職のきっかけだよ
育休から復帰して比較的すぐの転職だったので、批判的な考えをもつ方もいるかもしれません。
ただ、育休前とは部署と仕事内容が変わりました。
会社の事業再編にともなう雑務や、システム改修への対応が仕事の大半を占めてしまい、この仕事やりたくないな・・・と気持ちが傾きました。
それまでの仕事との関連性も薄く、キャリアの一貫性もない。
スキルが磨かれるわけでもない。
無意味に年齢だけ重ねてしまう、というリスクを感じました。
また、35歳になっていたので、転職するなら今しかない、とも思いました。
3-2.転職活動は短期決戦
運よく約1か月で内定が出ました
転職エージェントに申し込んでから、転職活動期間は1か月ほど。
現職と転職活動の並行は、本記事で書いている通りかなり大変でした。
リモート勤務や、有休を1時間単位で取るなどを組み合わせて、書類作成や面接を回していきました。
3-3.転職してから
有休ゼロのスタート、フルタイム勤務がけっこう大変
現職のままであれば、時短勤務(10時~17時)&週2でリモートだったので、体力的にも楽だし、休み時間に家事も済ませやすく、両立はしやすい環境でした。
転職する際に、「時短勤務でもOK」との条件はもらっていたのですが、仕事を頑張りたかったタイミングでもありフルタイムで転職。
当然ですが、体力的にも大変ですし、時間的にもゆとりは減りました。
また、最初の半年間は有休ゼロのため、下の子(当時1歳)の体調不良で数日は休まざるをえませんでした。
それでも仕事は楽しく、やりがいをもって続けてこられています。
3-4.これからどうするか
今の仕事を頑張りつつ、ゆるく先を見るようになったよ
今の仕事は楽しいけど、50代60代と続けていくのは難しそう。
すぐ転職しようという気はないですが、求人を見て「こういうスキルがあれば次につながりそう」「この企業の仕事、おもしろそう」などとサーチしています。
良い意味で、転職に対する心理的なハードルが下がった感じですね。
いいご縁とタイミングがあれば動けるようにしておきたいです。
まとめ:すべて完璧なタイミングがそろうことはない
ワーママが転職するベターなタイミングをまとめると、下記になります。
- 子供が1~2歳は急な体調不良への体制づくりができればアリ
- 子供が3~5歳はキャリアに力を入れやすい ★ベストタイミング!
- 小1の壁を乗り越えた後も狙い目
- 転職は若い方が有利! 迷っているならチャレンジしてみるのも手
また、避けるべきタイミングは下記です。
- 妊活中・妊娠中は体調最優先!
- 育休中は転職「活動」の時間は作りやすいが、保育園入園ルールを要チェック
- 子供が1~2歳はイヤイヤ期対応で精神的に大変かも
- 小1の入学前後は、働き方に柔軟性を持っておくと良い
- パートナーと転職活動時期がかぶらないようにする
- 退職する前に次の仕事を決める
結局、どこで復帰してもそれぞれ大変なポイントはあります。
すべて完璧なタイミングがそろうことはありません。
どの決断であっても、その人個人のもので、正解ももちろんありません。
「子供が1~2歳での転職」は、メリット・デメリット両方とも重い例で、何を重視するかによって「転職できそうなタイミング」となるかそうでないかも変わります。
でもあえて私の考えを言うなら、「キャリアのチャンスがあるならつかむべき」です。
仕事は代わることができて、親は自分しかなれない、とよく言いますよね。
確かに「仕事」自体は替えがきくものですが、その仕事の積み重ねである「キャリア」は自分ひとりにしかないプロセスそのものです。
もし悩んでいるのであれば、とにかく動いてみることで、思わぬ機会に出会えるかもしれませんよ。
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